電気工事業界は業界特性としても転職をされる方が多く、従業員の方は新卒入社の従業員でもない限り、常に自社と他社の比較をしています。
「自社の給料は〇〇円だけど、他者では△△円ももらえるらしい!」
このような噂は常に従業員の中で出回っています。
こういった情報が出回っていると、多くの経営者様は「従業員を定着させるにはとにかく給料を上げるしかない」と考えてしまいます。
会社の評価軸が給料だけであると勘違いしてしまうと、自社の利益が逼迫し、給料勝負に負けた企業から人材が集まらなくなるという構造になってしまいます。
1.1. 会社の評価軸は給料だけではない!
さて、それでは従業員の評価軸には一体どのような内容があるのでしょうか。
ズバリ、大きく分けて下記4つのような内容になります。
①仕事の内容・やりがい
②働く仲間たち
③自社のブランド
④会社の待遇
給料というのは上記の④会社の待遇に含まれており、評価軸が4つあるうちの1つでしかないのです。
採用の段階から、これら4つの評価軸のどこに重きを持っているのかを確認し、従業員が重きを置いている評価軸を強化することで従業員が辞めない会社となります。
※なお、電工広場では
電気工事業界における人材定着の課題と解決策という資料もご用意しています。
是非そちらも併せてご覧ください!